屈折率の大きい媒質から小さい媒質へ光が進むとき、入射角を大きくしていくと、ある角度で屈折角が 90°に達します。この角度を超えると光は境界面で全て反射され、透過光がなくなる――これが「全反射」です。
水中から空気を見るダイバーの視界や、光ファイバー通信はこの全反射を利用しています。
(1) スネルの法則で屈折角を求める、(2) 全反射が始まる臨界角 \(\theta_c\) を求める、(3) 全反射の条件(入射角が臨界角より大きいか)を判定する。
全反射は密→疎(屈折率の大きい側から小さい側へ)のときだけ起こる。空気から水に入るときは絶対に全反射しない。また、臨界角は「屈折角が 90° になる入射角」と定義される。