水中にある物を空気側から見ると、実際の深さより浅く見える。これは光が水面で屈折して目に届くとき、脳が「光はまっすぐ来た」と錯覚するためです。見かけの深さ \(h'\) は実深さ \(h\) より浅く、\(h' = h/n\) の関係があります(垂直近くの光線近似)。
もうひとつのテーマは全反射。水中の光源から出た光が水面に当たるとき、臨界角を超えると空気へ出られず水中に閉じ込められます。
(1) みかけの深さ \(h'\)、(2) 水から空気への全反射が起こる臨界角 \(\theta_c\)。
「みかけの深さ = 実深さ / n」は垂直近くの観測で成立する近似。斜めから見ると深さも横位置もズレる。テスト問題では原則として垂直近くを仮定している。