天井 O から同じ長さ \(l\) の糸で吊るされた等量正電荷 A, B の 2 球が、互いに反発して V 字型に静止する問題です。記号のまま全量を導出する「文字式」問題で、\(\theta\) と \(q, m, l, k, g\) を使って各量を表します。
5 つの小問:(1) 静電気力 \(F\)、(2) O 点の合成電場 \(\vec E\)、(3) O 点の電位 \(V_O\)、(4) 糸の張力 \(T\)、(5) 質量 \(m\)。段階的に進みます。
5 つの量(\(F, \vec E, V_O, T, m\))をすべて \(\theta, q, l, k, g\) の文字式で表す。
(2) は電場(ベクトル)の合成、(3) は電位(スカラー)の加算で、計算法が全く違います。電場では対称性で一部が打ち消し合い、電位ではそのまま加算される点を混同しないこと。また AO = BO = \(l\) であって、\(r = 2l\sin\theta\) はAB 間の距離です(使い分ける場所に注意)。