水平方向に一様な電場 \(E\) がある空間に斜面(角度 \(\theta\))が置かれ、その上に 3 点 P, Q, R と荷電粒子を考える問題です。斜面があるため、重力と静電気力の合力の斜面成分を考える必要があり、力学と電磁気学の融合問題になっています。
電位差:一様電場では「電場方向の距離成分」で決まる → 斜面上の移動距離 \(l\) に対して、電場方向の距離成分は \(l\cos\theta\)。
(1) 電位の大小比較と \(V_{PR}\)、(2)(3) 各区間で電場がする仕事、(4)(5) 斜面上の運動方程式から加速度や速度を求める。
電位差の式 \(\Delta V = Ed\) の \(d\) は電場方向の距離成分(斜面距離そのものではない)。水平右向き電場なら水平距離が \(d\) です。また、斜面上の運動は力の斜面成分で考える:重力の斜面成分は \(mg\sin\theta\)(下向き)、静電気力の斜面成分は \(qE\cos\theta\)(電場方向が水平なので斜面上への射影で \(\cos\theta\))。幾何を丁寧に。