導体球に電荷 +Q を与えると、余剰電荷どうしが反発し合ってすべて表面に分布します。その結果:
これは「帯電した金属球の中は電場ゼロ」という静電シールド(ファラデーケージ)の原理にもつながります。
3 つの領域における電場 \(E\) の大きさ:(1) 球外 \(r > R\)、(2) 球面上 \(r = R\)、(3) 球内 \(r < R\)。
球の外部では「点電荷と同じ」電場になるのがポイント(中心に全電荷が集まっているかのように見える)。これは球対称のときだけ成り立つ特殊な性質で、正方形の導体などでは成り立ちません。また、内部の電場がゼロなのは「静電シールド」の原理で、電子機器を雷から守るファラデーケージに応用されています。