一様な電場 \(\vec E\) 中で、2 点 A, B の位置関係と電位差・仕事を調べる問題です。ポイントは「電位差は電場方向の距離成分で決まる」こと。
斜めに移動した距離 \(l\)、電場との角度 \(\theta\) のとき、電場方向の距離成分は \(d = l\cos\theta\)。電場に垂直に動くと(\(\theta = 90°\))電位は変わりません。
また、等電位線は電気力線と直交。これはどんな電場(一様でも点電荷でも)でも成り立つ一般法則です。
(1)(2) 一様電場中の 2 点間の電位差と、電荷を運ぶときの仕事を文字式で表す、(3) 等電位線と電気力線の幾何的関係。
\(d\) は「電場方向の距離成分」で、AB 間の直線距離そのものではありません。斜めに動いた場合は \(\cos\theta\) をかける必要があります。等電位面上を動くときは \(\theta = 90°\) なので \(\cos\theta = 0\) となり、電位差ゼロ・仕事ゼロになります。これは重力ポテンシャルで「水平に動いても位置エネルギーが変わらない」のと同じ原理です。