糸の先につけた2つの小球が同じ符号の電荷をもって反発し、糸が鉛直から開いて静止している問題です。各小球には重力・糸の張力・静電気力の3力がはたらき、これらがつりあっています。糸が開く角度が大きいほど静電気力が強い、というイメージをもちましょう。
身近な例:髪をこすった下敷きに細い毛を近づけると、毛が立ち上がる。電気力で糸(毛)が傾く現象は同じ原理です。
(1) 小球どうしにはたらく静電気力 \(F\)の大きさ。(2) 小球の電気量 \(q\)(同符号・等量)。どちらも 3 力のつりあいとクーロンの法則を組み合わせれば出せます。
クーロンの法則の 距離 \(r\) は「小球どうしの距離」で、糸の長さ \(L\) ではありません。必ず \(r = 2L\sin\theta\) で換算しましょう。