極板間隔 \(d\) の平行板コンデンサーの中央に厚さ \(t\) の金属板を水平に挿入した状況。金属内部では自由電子が瞬時に並び替わり、電場は必ず 0 になります。そのため、電場が存在する領域は \(d - t\) だけに縮み、事実上「極板間距離が短くなったコンデンサー」と等価になります。
イメージは「分厚い本を電極の間に挟む」。本が導体なら、その分だけ電場の通り道が短くなる、ということです。
金属板挿入後の極板間の電場の強さと電気容量。(電池接続時= \(V\) 一定の条件で考えます)
金属板の位置は無関係。中央でも上側でも下側でも、厚さ \(t\) だけが容量を決める。また「導体内部 \(E = 0\)」は静電気学の基本原理なので覚えておくこと。