磁場が水平方向と角度 \(\theta\) をなす状況で、レール上の棒(長さ \(l\))が水平に速度 \(v_0\) で動きます。誘導起電力に効くのは、磁場のうち「レール面に垂直な成分」だけ。つまり \(B \cos\theta\) を使って起電力 \(V = v_0 B l \cos\theta\) になります。
イメージは「斜めから来る光が床に作る影(垂直成分)だけがレール面で意味を持つ」と同じ。磁束を作るのに役立つのは垂直成分だけです。
(1) 回路電流 \(I\)、(2) 棒に働く制動力 \(F\)、(3) ジュール熱の発生率(電力)\(Q\)、(4) この熱はどんなエネルギーから来ているか(位置エネルギー)。
\(\cos\theta\) を「起電力で 1 回」「力でもう 1 回」掛けるので、消費電力には\(\cos^2\theta\) が入ります。指数の取り違えに要注意。また、エネルギーの源は棒の運動エネルギーまたは重力位置エネルギーであり、電池はこの問題には登場しません(自由落下で発電する状況)。