長方形コイルが一様な磁場の領域を一定の速さ \(v\) で通過します。コイルが磁場に進入中・退出中はコイルを貫く磁束が変化するので起電力が発生しますが、コイル全体が磁場の中に入っているとき(通過中)は磁束が一定なので起電力はゼロになります。
イメージは「コイルの縁が磁場の境界線をまたぐとき」だけ起電力が生まれます。3 つの段階(進入・通過・退出)で電圧の様子が変わります。
(i) 進入中、(ii) 通過中(全体が磁場内)、(iii) 退出中の各段階で、コイルに発生する起電力 \(V\) と誘導電流の向きを文字式(\(v, B, b\) など)で表す。
「通過中(コイル全体が磁場内)」では起電力がゼロになることを忘れがち。長方形の左右両辺が磁場内にあるため、それぞれに生じる起電力が打ち消し合います。3 つの段階で起電力の大きさと向きを別々に答えること。