水平なレールの上を導体棒が動きます。一様な磁場 \(B\) の中なので、棒の動きで誘導起電力 \(V = vBl\) が発生し、回路(抵抗 \(R\))に電流 \(I\) が流れます。電流が流れる棒には磁気的な力 \(F = BIl\) が働きますが、これは棒の運動を妨げる方向(制動力)です。
外力 \(F\) で押して棒を加速すると、速度が上がるほど制動力も大きくなり、最後に外力と制動力が釣り合って終端速度に達します。
(1) 起電力 \(V\) と電流 \(I\) の文字式、(2) 棒に働く制動力 \(F_{\text{brake}}\) の式、(3) 一定外力 \(F\) で押し続けたときの終端速度 \(v_0\)。
制動力は速度に比例するので、速くなるほど大きくなります。終端速度では加速度がゼロであって、力がゼロではない(外力と制動力が打ち消し合う)ことに注意。指数の計算(\(B^2 l^2\))も忘れずに。