💡 ヒント:核反応における保存則

📋 問題の状況を整理しよう

直感的理解

核反応では、何があっても変わらない量(保存量)があります。質量数 \(A\)・原子番号(電荷数)\(Z\)・運動量・エネルギー(質量を含む)。これらが反応の前後で必ず釣り合うことから、未知の粒子・反応式の係数が決まります。

例:\(\alpha + {}^{14}\text{N} \to {}^{17}\text{O} + ?\) → 左右で A, Z をそろえると ? は陽子と決まる。

✏️ 求めるもの

未知の粒子の同定、反応で放出されるエネルギー(Q 値)、反応生成物の運動量・速度。

🔬 シミュレーションで体感

👀 観察のポイント

💡 考え方のヒント

🔧 使う道具
  1. 反応式を書く:未知粒子を \(?\) で残す
  2. A, Z で連立:左右の和をそろえて \(?\) の A, Z を決定
  3. 粒子の同定:\(Z\) から元素を特定(例:\(Z = 1\) → H、\(Z = 2\) → He)
  4. Q 値計算:反応前後の質量差から発生エネルギーを求める
注意

α 粒子 = \({}^4_2\text{He}\)、陽子 = \({}^1_1 p\)、中性子 = \({}^1_0 n\)、電子(β⁻)= \({}^0_{-1} e\)、陽電子(β⁺)= \({}^0_{+1} e\)、ニュートリノ = \({}^0_0 \nu\) の対応を覚えておくと、未知粒子の同定が即座にできる。