核反応では、何があっても変わらない量(保存量)があります。質量数 \(A\)・原子番号(電荷数)\(Z\)・運動量・エネルギー(質量を含む)。これらが反応の前後で必ず釣り合うことから、未知の粒子・反応式の係数が決まります。
例:\(\alpha + {}^{14}\text{N} \to {}^{17}\text{O} + ?\) → 左右で A, Z をそろえると ? は陽子と決まる。
未知の粒子の同定、反応で放出されるエネルギー(Q 値)、反応生成物の運動量・速度。
α 粒子 = \({}^4_2\text{He}\)、陽子 = \({}^1_1 p\)、中性子 = \({}^1_0 n\)、電子(β⁻)= \({}^0_{-1} e\)、陽電子(β⁺)= \({}^0_{+1} e\)、ニュートリノ = \({}^0_0 \nu\) の対応を覚えておくと、未知粒子の同定が即座にできる。