ウラン \({}^{235}\text{U}\) などの重い核に遅い中性子が当たると、核が2つの中ぐらいの大きさの核に分裂し、同時に2〜3個の新しい中性子が出ます。この中性子がさらに別のウラン核に当たって…と続く連鎖反応が起きると大きなエネルギーが放出されます(原子炉・核兵器の原理)。
分裂で核子1個あたりの結合エネルギーが「Fe ピーク」に近づくため、放出エネルギーは膨大(1 反応で約 200 MeV)。
分裂反応の式(A, Z 保存から決定)、放出エネルギー、連鎖反応の倍増、または \(n\) 世代後の中性子数。
核分裂で出る中性子は速い中性子だが、ウランを再び分裂させるには遅い中性子が必要。原子炉では「減速材」(水・グラファイト)で速度を落とす。1 反応で 200 MeV は化学反応(数 eV)の10 億倍のオーダー。