β⁺ 崩壊:原子核内の陽子が中性子に変わるとき、陽電子(\(e^+\):電子と質量同じだが+の電荷)と中性微子(\(\nu\))が放出される現象。\({}^A_Z X \to {}^A_{Z-1} Y + e^+ + \nu\)。Z は 1 減るが A は変わらない。
電子対消滅:放出された陽電子は、すぐ近くの電子と出会うと両方消えて、代わりに 2 個の \(\gamma\) 線(光子)が出ます。質量がエネルギーに変換される反応 \(e^+ + e^- \to 2\gamma\)。
運動量保存により、静止での消滅では \(\gamma\) 線は反対向きに 2 本出て、それぞれのエネルギーは \(m_e c^2 = 511\) keV。
β⁺ 崩壊後の核、対消滅で出る γ 線のエネルギー・波長、対消滅の反応式と保存則。
β⁻ 崩壊(普通の β)とは逆で、β⁺ ではZ が 1 減る。電子(β⁻)と陽電子(β⁺)は質量同じ・電荷反対。対消滅で出る γ 線は最低 2 本必要(運動量保存のため 1 本では不可)。511 keV は医療用 PET の根拠(陽電子放出を検出)。