大きな円板の一部を小さい円でくり抜くと、軽くなった部分の反対側に重心が動きます。「元の円板=残りの部分+くり抜いた部分」と考え、それぞれの面積(質量)と重心位置を使って加重平均の式を立てます。これは「負の質量の方法」と呼ばれ、複雑な形状の重心を求める強力な手段です。
(1) 元の大きな円板の重心 \(a\) と、くり抜く小円板の重心 \(b\) の位置はどこか
(2) くり抜き後に残った板の重心の位置。元の中心 \(O_1\) からどちらに、どれだけずれるか。
「くり抜いた部分」を扱うときは、その質量はそこにあるとして加重平均の式を立てる。「残り+くり抜いた部分=元の円板」という関係式を出発点にすれば、符号で迷いにくい。重心が \(O_2\) と反対側にずれる感覚を最後にチェック。