💡 ヒント:偶力のモーメント

📋 問題の状況を整理しよう

直感的理解

偶力とは「大きさが等しく、向きが反対の平行な2力」のこと。合計の力(並進)はゼロですが、回転を起こす能力(モーメント)はゼロではありません。ドアノブを回すとき、指が挟む2点で逆向きに力を加えているのが典型例。2力のあいだの距離 \(d\)(うでの長さ)が大きいほど、同じ力でも回しやすくなります。

✏️ 求めるもの

偶力が物体に与えるモーメントの大きさ。偶力のモーメントは支点の取り方によらず一定で、\(N = F \cdot d\)。

🔬 シミュレーションで体感

👀 観察のポイント

💡 考え方のヒント

🔧 使う道具
  1. 偶力かを確認:2力の大きさが等しく、向きが反対、平行であることを確認
  2. うでの長さを測る:2力の作用線の間の垂直距離 \(d\) を測る
  3. モーメントを計算:\(N = F \cdot d\)(\(F\) は1本分の力の大きさ)
注意

偶力のモーメントは「\(F \times d\)」だけ。2倍にしてはいけない(2力分を合算済み)。また、うで \(d\) は力の作用線どうしの距離であり、力を加える点どうしの距離とは限らない(力の向きが斜めなら作用線を延長して垂直距離をとる)。