糸巻き(中央が細く両端が太い円柱)に巻かれた糸を引っ張ると、糸の引く向き(角度)によって糸巻きが「引いた側に転がる」「逆に転がる」「回転しない」のいずれかが起こります。鍵になるのは、糸の作用線が床との接触点を通るかどうか。接触点は糸巻きが転がる瞬間の瞬間回転中心なので、ここを基準にしたモーメントの向きで転がる方向が決まります。
(1) 糸を水平に引いたとき、糸巻きはどちらに転がるか
(2) 糸の角度を変えると転がる方向はどう変化するか(境界の角度はどう決まるか)
「引いた方向に転がる/逆に転がる」を直感だけで判断しない。糸の作用線と接地点の位置関係でモーメントの向きを決める。糸の作用点(小さい円の半径上)と糸の方向の両方が結果を変える。