棒の A 端がちょうつがい(壁にピン留めされていて、回転は自由だが動かない点)で固定され、糸で支えられている構図です。糸の張力 \(T\)、ちょうつがいの反力 \(F_A\)、重力 \(W = mg\) の3力でつりあいます。A 端をモーメントの基準に取れば、未知の \(F_A\) のモーメントが 0 になるので \(T\) が一発で求まります。続いて鉛直・水平のつりあいから \(F_A\) の成分が決まります。
(1) 棒を支える糸の張力 \(T\)
(2) ちょうつがいが棒に及ぼす力 \(F_A\) の水平成分と鉛直成分
ちょうつがいの反力 \(F_A\) は大きさも向きも未知。だから水平成分 \(F_{Ax}\) と鉛直成分 \(F_{Ay}\) を別々の未知数として扱い、力のつりあい2式から決定する。最初に「方向を仮定して矢印」を描き、計算結果が負になれば「実際は逆向き」と判断する。