壁に棒を立てかけた典型問題です。棒には重力 \(W\)(重心に下向き)、床からの抗力 \(N_A\) と摩擦力 \(F_A\)(A 端)、壁からの抗力 \(N_B\)(壁が滑らかなら水平のみ)がはたらきます。剛体のつりあいは「力のつりあい(縦・横)+ モーメントのつりあい」の3式。モーメントはどこを基準にしてもよいですが、未知数が多いところを基準にすると式が簡単になります。
(1) 壁が棒を押す力 \(N_B\)
(2) 床が棒を押す力 \(N_A\) と床と棒の間の摩擦力 \(F_A\)
うでの長さは力の作用線と支点の間の垂直距離。重力は鉛直下向きなので、A 端まわりでは水平方向のうで(\(\frac{L}{2}\cos\theta\))。\(N_B\) は水平なので、A 端まわりでは鉛直方向のうで(\(L\sin\theta\))。\(\sin\) と \(\cos\) を取り違えやすいので、図で「うで」を書き込んで確認しよう。