静止していた大砲が砲弾を発射すると、大砲は反対方向に動き出します。これが「反動」です。発射前の総運動量はゼロ。発射後も全体の運動量はゼロが保存されるので、砲弾と砲身が逆向きに動きます。
注意したいのは、相対速度が問題文で与えられている場合。「砲身に対する砲弾の速さ」と「地面に対する砲弾の速さ」を区別して整理する必要があります。
(1) 砲身の反動の速さ \(V\)(地面に対して)。
(2) 砲弾の地面に対する速さ \(v\)(砲身に対する速さとは異なる!)。
「砲身に対する砲弾の速さ」と「地面に対する砲弾の速さ」を必ず区別する。問題文が「砲身に対して \(u\)」と書いていたら、運動量保存に代入する \(v\) はそのままでなく、\(v = V + u\) と変換してから入れる。