地球(質量 \(M\))のまわりを半径 \(r\) の円軌道で回る人工衛星の問題です。衛星に働くのは地球の重力(万有引力)だけ。この引力が衛星を「真っ直ぐ進ませず、地球に向かって曲げ続ける」ことで円運動が成立します。つまり万有引力 = 向心力。
イメージは「ボールを投げ続けたら、ちょうど地面と同じだけ落ちて永遠に落下し続ける」状態。ニュートンが思い描いた人工衛星のアイデアそのものです。
軌道速度 \(v\) と公転周期 \(T\)。\(r\) と地球質量 \(M\)(または重力加速度 \(g\) と地球半径 \(R\))から導出します。
「軌道半径 \(r\)」と「地球半径 \(R\)」を混同しない。\(r\) は地球の中心から衛星までの距離(\(R + h\)、\(h\) は高度)。また、\(GM\) は直接測りにくいので \(GM = gR^2\) で書き換える技は頻出。覚えておこう。