「ある速さで物体を投げると、地球を一周する円軌道に乗る」その速さが第一宇宙速度 \(v_1\)。「もっと速く投げると地球の重力を振り切って二度と戻ってこない」その速さが第二宇宙速度 \(v_2\)(脱出速度)。前者は力のつり合い、後者はエネルギー保存で決まります。
イメージは「ボールを横に投げると放物線で落ちる → 速くすると遠くまで飛ぶ → さらに速くすると地球を一周 → さらに速くすると二度と戻ってこない」。\(v_1\) と \(v_2\) は連続したスペクトル上の特別な速さです。
地表での第一宇宙速度 \(v_1\) と第二宇宙速度 \(v_2\)。地球質量 \(M\)・半径 \(R\) または地表の重力加速度 \(g\) を使って表します。
位置エネルギーは \(U = -GMm/r\) で負の値。基準は無限遠(\(r \to \infty\) で \(U = 0\))。「地表で \(U = 0\)」と勘違いしないこと。脱出条件は「無限遠での全エネルギー \(\ge 0\)」と覚えるとミスしにくい。