地上で口を密閉した袋を富士山頂に持っていくと、まわりの気圧が下がります。袋の中の気体は同じ量ですが、外から押す圧力が弱くなるため体積が膨らみます。温度がほぼ同じならボイルの法則 \(pV = \text{一定}\) が使えます。
イメージは「お菓子の袋を山に持っていくとパンパンになる」現象。実際にチップス袋などで観察できます。
地上の体積に対する富士山頂での体積比。気圧の比 \(p_1/p_2\) から逆比で体積比を求める。
温度差を考慮するならばボイル・シャルル \(\dfrac{p_1V_1}{T_1} = \dfrac{p_2V_2}{T_2}\) が必要だが、本問では温度一定として扱う。「気圧が下がる」=「外から押す力が弱まる」=「袋が膨らむ」という定性的な向きを絶対に間違えないこと。