💡 ヒント:コンデンサーの静電エネルギー(3つの公式の使い分け)

📋 問題の状況を整理しよう

直感的理解

コンデンサーに蓄えられるエネルギー \(U\) には、同じ値を与える3 つの公式があります。

$$U = \frac{1}{2}QV = \frac{1}{2}CV^2 = \frac{Q^2}{2C}$$

どれも \(Q = CV\) から導かれる同じエネルギー。問題によって「与えられている 2 つの量」が違うので、その量がそのまま入る公式を選ぶのが最速です。

✏️ 求めるもの

3 つの小問(与えられる量が異なる)で、コンデンサーの静電エネルギー \(U\) [J]:
(1) \(Q\) と \(V\) が与えられる
(2) \(C\) と \(V\) が与えられる
(3) \(Q\) と \(C\) が与えられる

🔬 シミュレーションで体感

👀 観察のポイント

💡 考え方のヒント

🔧 使う道具
  1. 各小問で与えられる 2 量を確認:(1) \(Q, V\) / (2) \(C, V\) / (3) \(Q, C\)
  2. 最適な公式を選ぶ:
    • (1) → \(U = \frac{1}{2}QV\)
    • (2) → \(U = \frac{1}{2}CV^2\)(\(V\) を 2 乗してから \(C\) と掛ける)
    • (3) → \(U = \frac{Q^2}{2C}\)(\(Q\) を 2 乗して \(2C\) で割る)
  3. 指数の処理を丁寧に:2 乗する指数は 2 倍、割り算の指数は引き算(マイナス同士は +)
  4. \(\frac{1}{2}\) を忘れない:3 式すべてに \(\frac{1}{2}\) か \(\frac{1}{2C}\) が入っている
注意

(2) で \(V^2\) を計算するとき、指数部分も 2 倍になる(\((3.0 \times 10^6)^2 = 9.0 \times 10^{12}\))。
(3) の \(Q^2/(2C)\) は分数。分子と分母を別々に計算してから割るとミスが少ない。\(10^{-4}/10^{-5} = 10^{-4-(-5)} = 10^{1}\) のように、負数の引き算を丁寧に。