💡 ヒント:ジュール熱の計算

📋 問題の状況を整理しよう

直感的理解

電熱線に電流が流れると熱が発生します。ドライヤーや電気ストーブの仕組みです。この熱を「ジュール熱」といい、1 秒間の発熱量 × 時間で求められます。

この問題は 2 つの小問構成:
(1) 電圧 \(V\)・電流 \(I\)・時間 \(t\) が与えられる → 最も直接的な形 \(Q = IVt\) を使う
(2) 抵抗 \(R\)・電圧 \(V\)・時間 \(t\) が与えられる → オームの法則と組み合わせて変形した形 \(Q = \dfrac{V^2 t}{R}\) を使う

✏️ 求めるもの

各小問で発生するジュール熱 \(Q\)〔J〕。与えられた量(電圧・電流・抵抗のうちどれか 2 つ)に応じて3 つの公式を使い分けるのがカギ。

🔬 シミュレーションで体感

👀 観察のポイント

💡 考え方のヒント

🔧 使う道具
  1. (1) V と I がある:最もシンプルな形 \(Q = IVt\) に直接代入
  2. (2) R と V がある(I なし):
    • まず時間を「分」から「秒」に換算(1 分 = 60 秒)
    • \(Q = \dfrac{V^2 t}{R}\) の形を使う(または I = V/R を先に求めて Q = IVt に代入でも OK)
  3. 検算:単位が J〔ジュール〕になっているか確認
注意

時間の単位を必ず「秒」に揃える。「1.0 分」をそのまま代入すると答えが 60 倍ずれる。また、どの公式を使えばよいか迷ったら、「与えられた量だけで計算できる形」を選ぶ。例えば R と V だけあれば \(Q = V^2 t / R\)、R と I だけなら \(Q = I^2 R t\)。