電熱線に電流が流れると熱が発生します。ドライヤーや電気ストーブの仕組みです。この熱を「ジュール熱」といい、1 秒間の発熱量 × 時間で求められます。
この問題は 2 つの小問構成:
(1) 電圧 \(V\)・電流 \(I\)・時間 \(t\) が与えられる → 最も直接的な形 \(Q = IVt\) を使う
(2) 抵抗 \(R\)・電圧 \(V\)・時間 \(t\) が与えられる → オームの法則と組み合わせて変形した形 \(Q = \dfrac{V^2 t}{R}\) を使う
各小問で発生するジュール熱 \(Q\)〔J〕。与えられた量(電圧・電流・抵抗のうちどれか 2 つ)に応じて3 つの公式を使い分けるのがカギ。
時間の単位を必ず「秒」に揃える。「1.0 分」をそのまま代入すると答えが 60 倍ずれる。また、どの公式を使えばよいか迷ったら、「与えられた量だけで計算できる形」を選ぶ。例えば R と V だけあれば \(Q = V^2 t / R\)、R と I だけなら \(Q = I^2 R t\)。