電流計は回路に直列につないで電流を測ります。ところが、実際の電流計にも中身に導線や可動コイルがあって、小さいながら内部抵抗 \(r_a\) を持ちます。つまり、電流計を入れた瞬間に回路全体の抵抗が「\(R\) だけ」ではなく「\(R + r_a\)」になるのです。
抵抗 \(R\)、電圧 \(V\)、電流計の内部抵抗 \(r_a\) が直列につながれています。電源の電圧を全部 \((R + r_a)\) が受け止めるので、流れる電流はオームの法則から求まります。
電流計が示す電流 \(I\) を、\(V\)、\(R\)、\(r_a\) を用いた式で表す。文字式での答えが求められる形式。
ありがちな誤り:(1) 分母を \(R\) だけにする(内部抵抗を忘れる)、(2) 分母を \(R \cdot r_a\) のように積にする(直列なのに掛け算)。直列は足し算を徹底。また、電圧計の内部抵抗(並列・大きい方がよい)とは逆で、電流計は直列・小さい方がよいという違いも整理しておこう。