メートルブリッジは「抵抗の天秤」です。標準抵抗 \(R_0\)(既知)と未知抵抗 \(R_x\) を天秤の両端に載せ、均一な抵抗線上の接点位置 c で釣り合いを探します。検流計 G の電流が 0 になる位置が見つかれば、その位置で「天秤が釣り合った」ことになります。
このときの ac 間の長さ \(l_1\) と cb 間の長さ \(l_2\) の比が、そのまま \(R_0\) と \(R_x\) の比になります。長さを測るだけで抵抗を求められる、精度の高い測定法です。
標準抵抗 \(R_0 = 10.0\,\Omega\) と、接点位置(a から 0.40 m)が与えられたとき、未知抵抗 \(R_x\) を求める。
「たすきがけ」で覚えると符号ミスが減ります:\(R_0\) が a 側なら、b 側の長さ \(l_2\) と掛けた値が \(R_x \times l_1\) に等しい。\(R_0\) と \(l_1\) のように「同じ側のもの同士」を掛けるのは間違いなので注意しましょう。