ダイオードは「一方通行の電気の弁」です。順方向には電流が流れ、逆方向にはほとんど流れません。しかも順方向でも電圧と電流の関係は直線ではなく、曲線になっています(指数関数的)。だからオームの法則 \(V = IR\) が使えません。
このような非線形素子を含む回路では、「回路の式」と「素子の特性曲線」の両方を同じグラフに描き、交点=動作点を読み取る「負荷線法(グラフ法)」を使います。
(1) スイッチ S を (A) 側(順方向)に入れたときの電流 \(I_1\)
(2) スイッチ S を (B) 側(逆方向)に入れたときの電流 \(I_2\)
ダイオードのような非線形素子はオームの法則(\(V = IR\) で \(R\) が一定)を使えません。必ず負荷線法(グラフ上で交点を読む)を使います。逆方向では「ダイオードは断線と同じ」と思っていればよく、回路に電流は流れません。