電池 A(3.0 V)と電池 B(9.0 V)が並行して配置され、中央の 6.0 Ω の抵抗を通る経路を共有しています。電池 B は A の 3 倍の起電力なので、B の枝のほうが強く電流を駆動します。すると電池 A 側では「押し負けて」電流が逆流する可能性があります。
例題8 で学んだ「2 電池の回路」と同じ型で、起電力のバランスによっては電流の向きが予想と逆になる(=符号が負になる)ケースです。
3.0 Ω の抵抗(電池 B 側の枝にある抵抗)に流れる電流の大きさと向きを求める。
キルヒホッフの問題は計算量が多いので検算が重要です。求めた電流を元のループ式に代入して「起電力=電圧降下」が成立するか確認しましょう。特に分数が出るときはミスが起きやすいので慎重に。