「1 A」という電流の単位は、もともと平行電流のあいだに働く力から定義されました。「真空中、1 m 離れた 2 本の導線に等しい電流を流したとき、1 m あたり \(2 \times 10^{-7}\) N の力が生じる電流」が 1 A、という古典的な定義です。
この条件を平行電流の力の公式に当てはめれば、真空の透磁率 \(\mu_0\) の具体的な値が求まります。式を「\(\mu_0\) = …」の形に解いて代入するだけ。
平行電流の力の公式を逆向きに使い、真空の透磁率 \(\mu_0\) の値〔N/A²〕を求める。式変形がメインの問題で、答えは「\(\mu_0\) = 4π × 10⁻⁷」というよく知られた値。
結果は\(\pi\) を残したまま表記するのが標準(小数で書かない)。式変形のときに \(2\pi\) と 2 を区別すること。また、\(\mu_0\) の単位は「N/A²」。問題で他の単位(H/m など)と書かれていることもあるが、物理的には同じ値。