異なる 2 つの振動数の光で阻止電圧を測定し、得られた 2 点の \((\nu_i, V_{0i})\) のデータから、\(V_0\)-\(\nu\) グラフの傾きと切片を求める実験です。光電効果の式 \(eV_0 = h\nu - W\) を変形すると、\(V_0\) と \(\nu\) は 1 次関数の関係になります:
$$ V_0 = \frac{h}{e}\nu - \frac{W}{e} $$
つまり傾きは \(h/e\)、\(y\) 切片は \(-W/e\)。2 点のデータから傾きを連立で解けばプランク定数 \(h\)、切片から仕事関数 \(W\) が直接求まります。
2 つの測定点(\(\nu_1, V_{01}\))と(\(\nu_2, V_{02}\))からプランク定数 \(h\) と仕事関数 \(W\) を決定する。
2 点の差を取って \(W\) を消すのが最重要テクニック(連立方程式の常套手段)。\(V_0 > 0\) になっているか確認すること(\(V_0 < 0\) なら光電効果が起きていない)。グラフの傾きと切片の物理的意味(傾き=\(h/e\)、切片=\(-W/e\))を覚えておくと、問題の文脈に応じて素早く正解にアプローチできる。