速度 \(v\) で水平に飛ぶ電子が、長さ \(l\) の電場領域を通り抜ける間にどれだけ縦にずれるかを測る、という設定です。電場中の電子の運動は、重力場での放物運動と数学的に同じ形です(重力 \(g\) → 電気力による加速度 \(eE/m\) に置き換えるだけ)。
「水平投射の問題」と同じ手順で解けば、偏向量 \(y\) と各パラメータの関係から比電荷 \(e/m\) が求まります。
速度 \(v\) で平行極板間(電場 \(E\)、長さ \(l\))を通り抜けた電子の偏向量 \(y\) から比電荷 \(e/m\) を求める式。
偏向量 \(y\) は極板間を出たときの位置。スクリーン上の最終ずれを測る場合は、極板を出た後の等速直線運動分(傾き \(\tan\theta\) で距離 \(L\))も足し合わせる必要がある。問題文の「測定するのが \(y\) かスクリーン上の \(Y\) か」をよく確認すること。