放射性原子核(²³⁵U など)は、安定な原子核(²⁰⁷Pb など)になるまで何度も崩壊を繰り返します。これを崩壊系列と呼びます。
つまり「α崩壊と β崩壊の回数」を数えるのは、連立方程式を解くのと同じ。\(A\) の変化と \(Z\) の変化からそれぞれの回数が決まります。
²³⁵U が ²⁰⁷Pb になるまでに、α崩壊が何回、β崩壊が何回起きたかを求める。質量数の変化と原子番号の変化を別々に追えば、連立方程式が立つ。
β崩壊では原子番号 \(Z\) が +1 になることに注意(中性子が陽子に変わるから)。電子(β粒子)の電荷は −1 だが、核内では中性子(電気的に中性)が陽子(+1)に変わるので、核の電荷は +1 増える。混乱しやすいポイント。