💡 ヒント:演習問題4(地震波)

📋 問題の状況を整理しよう

直感的理解

地震が起きると、震源から2種類の波が出ます:

P波の方が速いので、観測点では P波が先、S波が後で到着します。この到着時刻の差を「初期微動継続時間」といい、震源が遠いほど長くなります。これを使って震源距離を計算できるのが地震計の仕組み。

✏️ 求めるもの

P波の速さ \(V_P\)、S波の速さ \(V_S\)、初期微動継続時間 \(t\) から、震源までの距離 \(d\) を求める。

🔬 シミュレーションで体感

👀 観察のポイント

💡 考え方のヒント

🔧 使う道具
  1. 2つの到着時刻を式で書く:\(t_P = d/V_P\)、\(t_S = d/V_S\)
  2. 差を取る:\(t = d\left(\dfrac{1}{V_S} - \dfrac{1}{V_P}\right)\)
  3. 距離について解く:\(d = \dfrac{t}{\frac{1}{V_S} - \frac{1}{V_P}} = \dfrac{V_P V_S}{V_P - V_S} \cdot t\)
  4. 単位:km/s × s = km
注意

「P波は縦波で速い」「S波は横波で遅い」を取り違えると、選択肢が逆になる。覚え方は「P = Primary(最初に来る)」「S = Secondary(2番目)」。式の \(\dfrac{1}{V_S} - \dfrac{1}{V_P}\) で遅い方が前になることに注意(差が正になるように)。